今日はすっごくいいお天気でした♪
今朝の琵琶湖〜( ´ ▽ ` )
昨日からちょっとひんやりしています。
今日の伝七は、そばこが大好きな子役雷門ケン坊出演回!
そばこが知ってるのは、水戸黄門の初期作品に出演の姿↑。
大きくなって、いい青年になっていました。
子役時代から水戸黄門ではほとんど物語のメインで登場するくらいの存在で、毎回泣かされました…。
そして、本日のゲスト出演者は沖雅也さん。
いや〜〜〜、かっこいいですね。
こういう絵に描いたような色男が出てくるのは久々です。
狐の芳造というキャラクターで、貧乏長屋に住むかなり癖のある若者の役です。
芳造は貧しさゆえに両親や大人から庇護されず、生きていきために犯罪を重ねてきた男ですが、頭が良く今まで一度もお縄になったことがありません。
芳造は甘いマスクで女性からも大人気だというのは言うまでもありませんが、頭がよく(何せ、字が書ける)、美男子で、その上喧嘩がめっぽう強い。
長屋の子どもたちや少年少女たちにとってもスターのような存在。
スリの真似事や、かっぱいらいなどをして岡っ引きに追われた長屋の少年たちをうまく逃してやったりして、みんなに兄貴として慕われています。
お話は非常に非情なお話でした。
貧困の中で親が犯罪を犯し、その子がまた犯罪を犯す。
悲しい連鎖が起こるのは何故なのか…。
貧しさ故に人生そのものを投げやりになってしまう青年や子どもたちをどう諭していくか、彼らの境遇やそのために陥ってしまう思考に伝七が真摯に向き合うお話でした。
真っ当に暮らしてほんの少ししか報われない人生を過ごすのか、
悪の道に堕ちて、一時の快楽のために背中を気にして明日をも知れない人生を過ごすのか。
どちらに生き甲斐を見出すのかについて伝七が二度沖さん演じる芳造に問います。
初めは自分の生き方を通すと言い張る芳造でしたが、芳造を慕う長屋の少年少女たちが芳造の一計で生じた恨みごとが原因で亡くなったり、傷ついたりしてしまいます。
彼らの姿を見て芳造は大きく心を動かされるのでした。
自分と同じような人生を子どもたちが選ぶことが本当に幸せなのか、ともう一度伝七に問われ、芳造は自首しました。
そして、ワザと百叩きの刑罰の最中に醜態を晒し、悪いことをすることは情けなく、格好悪いことだと身をもって長屋の少年少女たちに教えました。
江戸っ子は評判の色男、狐の芳造の醜態を見てガッカリしていますが、伝七は「芳造こそ本当の色男」だと言います。
本当の理由は、伝七と子分たちの心の中にあるのみですが…。
悲しいお話でしたが、見応えのある1時間でした。
こういう話が多いのも伝七の魅力かなと思います。
一度犯罪に手を染めたことのある伝七だからこそできる捜査が良かったと思います。
ハピラキ〜\( ´ ▽ ` )/✨よっ伝七親分✨