そばこのハピ☆ラキ工房

モンハン歴14年☆心身ともに元気な狩人増加による世界平和の実現が密かな野望…☆

相手を通して見えるもの

今日はいいお天気でしたね( ´ ▽ ` )

ここのところ、頭を使いすぎなのか(苦笑)、めっぽう眠いそばこです。

お昼に一昨日注文した反物が届きました。

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大島紬です。えっらい値段で叩き売られていたのを見つけて入手。

多分、お客さんが家にある霧箱に無理やり反物を入れようとして、商標登録のタグを切って持ち込んでしまったものだと思われ。(同じ幅の分厚い紙や布地で反物の先に縫い付けられている)


正直箱なんてどうでもいいんですよね…。

これは何なのか証明できるタグがあったらそれだけで値段を上げられるのに、こういうことをされると、買い取る方も叩き買って、んで叩き売るしかない。

ワンチャンこれが写真で大島紬だと確信している人同士でオークションで争ったら値段が上がるかどうかってところ。


実物が届くまでどうかな〜と若干の不安はあったのですが、実物見たらビンゴ!

シルクだし、どっからどう見ても大島だし!

いや〜こういうことがあるから仕入れは楽しいなぁ。

ちょっと面白いデザインのワンピースを作る予定です。


さて、昨日からの続きの記事です。

なんでそばこが最近モヤモヤしていたのか。


前置きが長すぎて引き伸ばしましたが、

要は別に何とも思わないはずなのに、なんでこんなにモヤモヤするんだろう?

…そう言えば、過去の出来事で似たような事があったな…

という話がこんなに長くなったんです。


まぁこんな話です。


勉強・それに関連する何もかもがめんどくさいという学生さんに出会ったのです。

まぁ、学生のうちに勉強しといた方がいいというのは言わずもがな。

健康で、経済的にも問題がなく、本人さえやる気があれば勉強できる環境にある学生さんなので、めんどくさいを何とか乗り越えてと応援していたんですよね。


けど、本当にめんどうくさいことをしたくない気持ちが頑なすぎて、びっくりするくらい堪え性がない。


とはいえ、そんなことは自己責任です。

やらなかったらやらなかった分ちゃんと帰ってきます。

そばこも数学と英語がメチャクチャ苦手で、ずっと後回しにしてましたら、本当に必要になった時にどうにもならなくなりました。


ただ、そんなことは正直、苦手な勉強を避けていた頃には分かんないのです。

代わりに他の教科を倍以上頑張ればいいんでしょみたいな逃避をしていました。


そばこにとって勉強とは自分を大人から自由にしてくれるツールでした。

大人に自分の自由を制限させないため。

「勉強はしているんだから、文句ないでしょ」みたいな感じです。


たまたま、その先に自己実現(なりたい職業があった)があって、目標に進むために高校なり大学なりが設定した試験に受かるための勉強をしていただけに過ぎない感じ。


大学はそばこももちろん頑張りましたが、いろんな人の手助けもあって当時のそばこの学力から考えるとかなり偏差値の高めの大学に進学しました。


美術科の学生が行ける美大以外の大学って…

正直そのまんま学校行ってただけじゃ絶対無理です。

数学は数1程度、日本史と世界史はA、国語に至っては現文のみ。英語が一番単位数が多かったんじゃないだろうか…それでも中学生の学力に毛が生えた程度だと思う。


受験は何とか得意の国語(現文)と社会(日本史Bは独学)で乗り切り、小論文も得意だったので、それにはかなり助けられたように思います。


大学になって、そばこは教育支援のボランティアに参加し始めました。

そこには勉強したくてもできない子どもたちがたくさんいました。

複雑な家庭環境にある子、経済的に勉強を続けることができない子、虐待を受けていた子、いじめの被害者になった子…。


勉強するってどう言うことなんだろうと考えさせられました。


そして、大学3回生の時に妹が難病になり、長期入院をすることになりました。

彼女は中2〜高校2くらいまで入退院を繰り返し、治療しながら学校に通うことに。

その間、病弱児さんの学習機会を保証する運動に母が参加し、院内学級の設立のため10年間運動を続けていました。


学ぶって、自由を得ること、

学ぶって、可能性を広げること、

学ぶって、自分を知ること、

学ぶって、生きることそのもの…


命の危機に瀕する病の中でも、学ぶことを求め続けた子どもたちと、その親御さんたち。

行きたくても行けない学校。したくてもできない勉強。

親や大人たちに文句を言わさないために勉強していた自分が恥ずかしかったです。

学ぶって、もっと、もっと尊いことだと再確認した出来事でした。


そばこにとって、勉強したり、学ぶことは、学校を出てからもっと意味があって大切なことになっていったんですよね。


そして、今に戻る。

今関わっている学生さんが「勉強めんどくさい」「別に高校なんか卒業できなくてもいい」「自分がやりたくて学校行ってるんじゃない」なんて言葉を聞くと、モヤモヤしていたのは、自分が心から大事にしていることを否定されたような気になっていたから。


誤解なんですよ、誤解なんですけどね。

そばこが勝手にそう思っているだけなんです。

でも、悲しいんです。すごく悲しいんです。

勉強するとか学ぶことをひたすら意味がないと言われると。


無意味じゃない、とっても大事な時間なんだよと伝えても全然伝わらない。

そこでもう相手をコントロールしようとしているのかも知れないと思ってそばこは剣を置くことにしました。


アドバイスみたいなことは既にコントロールだし、マウントと取られても仕方ない。

〝あなたのためはわたしのため〟

になってる。そんなの学生さんにとっても煩わしいだろうし、余計に意固地になっても仕方がない。


もうただ見守ろうと思ったのです。

もし、そばこに何か話したくなったら話してくれたらいいし、その時にそばこができることをしたらいいと決めました。

それが、その子を大切に思ってるそばこの心の示し方だと思ったので。


ですけど、「別に高校なんて卒業できなくてもいい」は、もう聞くと悲しくなるから言うのを止めてねとお願いしました。

言葉を全部受け止めるのに、もうそばこの心が嫌がってる。

そこはそばこの心を守るためにそうしました。


なんか、出会いって自分のいろんな事に気づかせてくれますよね…。

最近つぶさに感じます。


ハピラキ〜\( ´ ▽ ` )/✨不思議なご縁


 ではでは、今日も読んでくださってありがとうございました😊✨ 

 今日もそばことみなさんに愛💕とハピラキ✨

いっ〜ぱいふりつもる〜☆