今日は腰痛のためルーティンの筋トレのうち、5秒腹筋を省略しました。
それでも汗だくですが…
5秒腹筋は200〜250回くらいするので、20分くらいかかります。
20分延々腹筋しているとやっぱり姿勢がズレてきてしまうのかな…。
さてさて、参拝レポの続きです。
意匠編ということで、今日は秩父神社の意匠の部分についてレポートします。
さて、秩父神社といえば、左甚五郎作の社殿彫刻。
左甚五郎は江戸時代初期の活躍した彫刻職人です。
全国各地に作品があります。
閼伽井屋の正面上部の蟇股に施されている彫刻が左甚五郎作です。
夜な夜な琵琶湖で暴れていた龍の目に甚五郎が五寸釘を打ち込んで鎮めたとかどうだとか…。
結構冒険家ですな!
↑閼伽井屋の龍
左甚五郎を題材とした講談や浪曲、落語もあり、人気のヒーローだったのかな?
水戸黄門でも登場しますよね〜( ´ ▽ ` )
秩父神社に戻って…
先ずは御本殿正面左寄りの二つ目にある「子宝・子育ての虎」。
母虎の柄が豹柄なのはあえてのチョイスだそうです。
と言うのは、当時の狩野派では、虎の群れの中に必ず一匹豹を描くよう決まっていました。
それを取り入れたのがこの母虎の彫刻なんですね〜
虎はこの子宝・子育ての虎の他に社殿の四方に渡って施されています。
社殿再建をした家康公が寅の年・虎の日・虎の刻に生まれたことに因んでいるとか…。
家康公の威厳と御祭神の守護、二つの意味があるようです。
次は「お元気三猿」…と言いたいところですが、三猿は現在修復中だそうで、ほろの向こうで作業されている職人さんがおられました。
この三匹の猿は東照宮の猿とよく比較される彫刻です。
東照宮の「見ざる 言わざる 聞かざる」
に対して、
秩父神社は「よく見 よく聞き よく話す」
と言う意味があります。
本殿東側にある「つなぎの龍」。
左甚五郎作と伝えられています。
むかしむかし、
天ケ池という池に龍が住んでいて、暴れるとこの彫刻の下に水溜りができたそうです。
龍の彫刻を鎖で繋ぎ止めたところ、龍は現れなくなったとか。
彫刻に鎖が付いていますが、絵の方が分かりやすいかな?
すっごく小さくてそして、暗くて上手く撮影できなかった「北辰の梟」。
社殿北側中央に彫刻されています。
これって体は正面を向いていて首だけ後ろを向いています。(梟ならではのハードな見返り)
御祭神である妙見さまが出現すると言われる北辰北斗の星の方角を見ています。
他にも鶴に亀、縁起の良い動物がこれでもかと言うくらいたくさん配置され、カラフルに色付けされていて、長いこと鑑賞していました。
口から何か出ているおじさんの像…。
気になったけど、彫刻の詳細が書いていないので分からずじまいでした(苦笑)。
感染症対策で他の二社は紙でのお授けでした。
ハピラキ〜\( ´ ▽ ` )/✨たっぷり鑑賞しました✨