今日はしばらく凹んでいて行けなかったウォーキングに行ってきました。
とにかくドワ〜〜〜っといろいろ向き合わなければならない問題が顕在化して、身体感覚はすごいわ、感情は溢れまくるわ、涙も制御不能に陥ることもあるわ、ちょっとお外へ出て歩くと汗と涙で顔がベッタベタになってしまいそうな状態だったんですよね…。
久々の今日の琵琶湖。
心が悶々としている時は体を動かした方がいいとも言われるけれど、何もしたくないくらいに無気力になっていたので…「そんなこともある」と休んでいました。
さて、恋愛のパターンに気づいたそばこ。
逃げ癖のある異性に惹かれ、それを引き止めることに全力を注ぐも、何だかんだとフェードアウトされてしまうという何とも救いようもない事実。
それは幼い頃の自分と、周りの大人との関係そのものでした。
どんなに頑張っても消えてしまう大切な人たち。
どんなに愛しても、結局振り向いてくれない愛する人たち。
いつしか「いかないで」という簡単なことすら言うことを諦めた。
大人になっても同じように尽くしまくって相手を引き止めようとするのですが、こちらの気持ちなどは何の抑止力もなく、相手は去っていってしまいます。
相手に好意を持つきっかけが
「この人が去ってしまったらどうしよう(何とかしなきゃ)」
だったとしたら、相手に対して興味を失う瞬間もあるわけです。
何故、ここでこれを掘り下げる必要性があるのかというと、人間関係で生じたトラウマを癒すには、人間関係の中でその癒しのヒントを見つける必要があります。
ここで、自分自身が恋愛中でも、それ以外の人間関係でも相手に興味を失ってしまう瞬間について考えます。
そばこは「嘘をつかれたり、自分だけ蚊帳の外にされること」でした。
幼少期の家庭で、親しい関係にあった大人たちが居なくなるのはいつも突然でした。
誰も起きていない早朝にいきなりどこかへ行ったり、仕事から帰ってこなかったり。
誰も何も言わずにどこかに行くのです。
いなくなるタイプの大人はどの人もそれぞれ敵対している相手のことを一方的に悪いと周りの人に言ったりします。そばこにも言います。
不思議なのは、そばこが何故かその話を聞いても、誰の味方にもならなかったことでしょうか。
多分、出ていけない母を守る気持ちが何より大きかったのだと思いますが。
ゴチャゴチャの家でしたが、トラブルを起こす人ほど「我が家は完璧」だと嘘をつき、自分の家を自慢げに話していました。
「はぁ?どこが…?」
子どもながらに何のこっちゃです。
子どもにとっては意味もわからず喧嘩が始まり、自分がなす術なくどうすることもできず場が破綻することで、自分を信じる感覚が全然ありません。
自分を信じられないそばこが出来上がるまで
↓こんな感じ。
なす術ない=力がない=力がないから家族が居なくなるかも=家族がいなくなってしまう=生きていけない=生死をかけて頑張って大人を止める=それでもダメ=絶望、無価値観を味わう=自分には価値がない=自分に自信が持てない
死力を尽くして頑張っても報われない、何度もどうしよう、何とかしなければ…
でもダメだった…orz
子どもとしての力を駆使しても、それ以上に大人たちの意思が上回るんですよね。
結果出ていくわけですから。
出ていかないって言っても嘘ついて出て行きますからね。
子どもとしては「俺の屍を越えてでもテメエはいくのか!」ぐらいの気持ちでぶつかっていってるのに、「もちろん(即答)」ってサラッと返されるようなもんですよ。
「自分の存在、軽っ!!!」
ってその度衝撃ですよ。
普通、ドラマでは子どもがウルウルして頼んだら良心の呵責で思い直したりするでしょ〜が!と思うんですけど、実際の修羅場だとそんなこと屁でもないのかも知れない。
この「自分の存在のあまりにも軽さ」にいつも打ちのめされ、このトラウマがやっぱり恋愛でも社会生活でも出てくる。
ここで考えなければならないのは、相手が軽いと言っているんじゃないと言うことです。
そばこが大人たちに肩透かしを食らうたびに「自分の存在って何て軽いんだ!がーん!」って思っているうちに、自分=軽い・自分=どうでもいいという何とも救いようもない信念体系を自分で作り上げてしまったということが問題なのです。
こと恋愛において、自分の要求を抑え込み、相手を繋ぎ止めることに全力投球してしまうのは、この自分へのあまりにも低い評価からだということが分かります。
おっと、いけねえ。話を戻します。
相手に興味を失う瞬間でしたね。
この嘘というのは自分を信じることができない子どものそばこにとっては敵と味方を嗅ぎ分けるサインだったりするのです。
この人は嘘をつくから、〇〇(親しい大人の誰か)みたいに自分を裏切って去って行ってしまう。
と判断して、これ以上傷つかないように関係性を止めてしまいます。
自分を信じられないので、相手のことを全然信じることができません。
ちなみに非常に問題なのは、これが優しい嘘だろうが何だろうがあんまり変わらないと言うことです。
全部自分を傷つける嘘だと思うわけです。一つ嘘をついたら全部黒で人格を全否定する勢い。(しかも自分のことは棚に上げている)
優しい嘘なんてつかなくても、本当のことを言ってくれたらいいのに、と更に相手に不信感を募らせます。
ここで重要なのは二元性。
嘘をつく人は愛のない人、嘘をつく人は敵、なにより外の世界は敵と味方の二種類しかいないと決めつける思考。
大人だったら多少の嘘は付きます。
この不信の元になった家族だって、そばこを愛してくれたところもちゃんとありました。
本当に世界は敵と味方しかいないのか、そこらへんの誰かすら敵か味方なのか。
そのフィルターで世の中を見ていたら、必ず敵しか現れないようになります。敵に襲われたら危機に陥るので、警戒して常に探しているし、何なら自分で勝手に作り出すようになります。
そして次々に敵を引き寄せる悪循環に陥ります。
なので、この思考の問題性に気づいたなら、止めると自分で決めなければ前に進めません。
相手に興味を失う瞬間にパターンに気付いたなら、いつものようにシャットダウンしたり、逃げたり、心を閉ざすのではなく、もう少し自分が何を感じているのかを感じて、過去の感情を辿っていく。
トラウマの場所を見つけたら、その時何を感じていたかを出し切る。
あとは前述したそばこなりの行程で癒して行きます。
これを書きながら、もう一度過去に戻って嘘をつかれた時の感覚を思い出しました。
喉と胸がグッと締め付けられて、呼吸が苦しくなるくらいの身体感覚があります。
そして、何故バレる嘘をつくのかという怒り、憎しみ、それを押し潰すほどの悲しみや絶望、無価値観。何でそんなことをするんだろう、どうして訳を話してくれないんだろう。
私が何も分からない子どもだから?
バカにしてんのか?ア?!
悲しみとか、怒りとか、いっぱい出てきます。
あと、涙とかゲップとかいろいろ出るものは出しちゃいましょう。
そばこの場合、怒りはなかなか湧かないので、湧いてきたら怪我の少ない方法で出すようにしています。
クッションとかを叩いたりして…あとはやっぱりフォーカシングで身体感覚に寄り添って只管感情を吐き出すことでしょうか。
あ、書き忘れたけど、蚊帳の外がトラウマに引っ掛かるのは、大人だけの言語で大人たちが話していて、全然子そばこの言葉を聞いてもくれなかったからですね。
蚊帳の外はそばこの無力感とか無価値観を激しく思い起こさせることなのです。
さてさて、誰かを好きになる時も嫌いになる時も、トラウマってすっごく影響しているし、それによって人間関係のパターンも繰り返してしまう。
いつものパターンに陥る前に別の選択肢を選ぶことが出来たなら…!
なので、パターンに陥りそうなきっかけに敏感になって、ちょっと待て!いつもの感情のまま行動したら同じことになるぞって立ち止まることが大切なんですよね。
これこそ、そばこの大好きなBTFでマーティーが怒りの感情に飲まれずに最後バックすることで今と未来を変えるってことに繋がるんでしょうね。
ハピラキ〜\( ´ ▽ ` )/✨今ここにいながら過去の感情を感じる✨